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2024/11/22 (Fri.)

感謝感激完売御礼

冬コミお疲れ様でした！
既刊はまだしも新刊まで全て完売という驚きの結果に私未だ興奮しております。
本当にありがとうございました！

されど次回夏コミは申し込み自体をしません。申し訳ない。
正直この勢いを無くすのかーという気持ちもあるにはあるのですが、社会人生活が不安極まりないのです。
余裕があると思ったらまた来年の冬に申し込もうと思います。

というわけで当日の感想とかやったことー。

８時ごろ。
何も危ないことのないまま委託兼売り子役の友人とサークル入場を完了する。
スペースについて第一の驚き。
「誕生日席じゃね？」
はいそうです。その通りです。１１月２日の日記で「誕生日席じゃないから～」とか言ってましたけどね。
あれ２９ぐらいとスペース場所間違えてたんですよ。はは！ごめんね！

印刷所の配達は無事に届いておりました。８０冊+余分１６冊で９６冊。
友人の本もしっかり机の下にございました。善哉善哉。
んで、適当に配置してスケブに値段とか色々描くこと一時間ほど。
とりあえずシャッター前ってクソタレ寒いね。死にそうだった。

↓そんな９時２０分ぐらい。自分の分が完了した時の状況。


左から　委託のストパン本、新刊、夏の既刊、去年の既刊。
お気づきだろうか、この写真だけで江利子が７人いることを。
ここまで江利子しかいないサークルもそうはいまいと自負しております。

１０時。
不安に狩られながら開始の放送と共に拍手をしたわけ御座います。
チキンな私の今回の目標はなんとなく３０行けばいいかなぐらいでした。超不安。

開始１０～２０分ぐらいはそれはもう人なんて大手と目当てをめぐるため殆どこないわけでして。
その時間だと一冊売れたか売れないかぐらいのそんな状況でした。
たまに立ち止まっても読むのは黄色い夏コミ既刊ばかりだったり（目立つから当たり前である）。
新刊を読まずに去っていってしまう方も多くて「新刊！」という怪しげな紙を作ったりもした。
で、３０分ぐらいしてからぽつぽつ人が立ち止まったり新刊下さいと言ってくれるように。
一時間もせずにスケブを頼まれ、よし描くぜ！とラフ描きで特攻。
これより売り子は殆ど友人任せに。いてくれて本当助かりました。ありがとう。

またネットの友人や、スケブの方、描いてもらうためにスケブ買ってきたよ！という二人目まで登場。
さらにはねこのしっぽで受付してくれた方が遊びに来てくれたりして、もう驚いた驚いた。
「完売って文字描きたいんですよー」とか笑いながら言っていたら本当になりました。
オススメのインク色効果だと信じています。あんな妙な本ですがどうぞ楽しんでください！
・・・それにしても、スケブの１Ｐ目に描くという嫌がらせが半分ぐらいだったのは何のイジメかｔ（ｒｙ
非常に光栄です。しかしあんな胡散臭いものを最初のページに置く辺り趣味を疑われるよ！

しかし思ったより途切れない。というか暇だと思ってたら休む暇がない程度には忙しい罠が。
結局合言葉もなくスケブは５冊分、あぁ、そろそろやめておこうと思った時に
「スケブお願い出来ますか？」
と。うわー、やべぇー、描けるかなぁーとか思ってた時ですよ。
「あの、ブログの合言葉見たんですけど…」
ははは、なんだ、これは描かなくちゃあいけないじゃないか（ﾆｺ
まさか最後の最後で合言葉が出てくるとは思わなんだ。
今回の驚きの一つでした。多分この方のスケブだけ妙に力が入ってると思います。
あれだね、まさか言われるとは思ってなかった！一人も言わない可能性８０％という無駄予想してたのに！
嬉しかったです。ありがとうございました！

あと「黒井先生描いてください！」という方がいて、会場では資料不足でロクに描けなかったお詫びが。
なるべく早めに描きます。出来の期待はしないで待ってて頂けると助かります。


販売状況。
全体的に見ると「三冊セットで」が案外多くて、新しい方が結構来てくれたんだなぁと。
「江利子の本」は２３冊、「江利子がやりたい放題！」は２９冊在庫がありました。
んで、大体昼過ぎぐらいに先ず江利子の本が完売。

「やった！ねんがんの完売がかけるぞ！」

と、お値段表に完売の文字を書く！やった！完売って文字がやっと書けた！やった！
しかしそれから３０分も経たずにやりたい放題も完売。

「なん…だと…！？既刊、完売って、書ける、の、か！」

えぇそりゃあもう喜んで完売の文字二つ目を書きましたとも。
既刊完売ってだけで正直テンションがもう上がった上がった。
しかしよく見てみると新刊の減りもかなり早い。気がつけばもう机の上にあるだけに。
スケブを描く、人と話す、スケブを描く、描く、描く。
顔をあげると、もう数えられる程度にしか新刊の残量がない。
あれ、まだ１時ですよ？あれ？何これ？
そして１時半頃

新刊　当日完売



売れた数実に８６冊。（友人にあげる、あげた分などの１０冊を除いた数）
余分含めて売れてどっこいどっこいだよーとか言っていたけど黒字は黒字。
新刊だけで印刷代分が取れたわけです。本当に驚いた。本当にありがとうございました！
挙句まだ時間の余裕があったということにやはり驚きが隠せない。
クソタレ嬉しいです。
拙い本ではありますが、これだけ「金出してもいい」と思ってくれた方がいたことが嬉しいのです。
自分には縁がないと思っていた「当日完売」という嬉しさは今年最後を嬉しさで〆てくれました。

既刊が完売した後に「夏コミの新刊はありますか？」と尋ねられ申し訳ない気持ちでいっぱいになったり。
新刊も終わった後にスケブを見た方がいたりして、ウチを見に来てくれたのか？と想像したり。
「次回の夏は休むんです」と言ったら残念そうにされた方が多くて、申し訳ない半分嬉しかったり。
「勢いがある」といってくれた方もいたようで（どうやらすぐ去ってしまったご様子）やはり嬉しいわけです。
多分今唯一の江利子特化したサークルなので、コアな江利子ファンの方と少しお話しすることが出来たり。
こんな自分のためにスケブまで買ってきて描いてくれと頼んでくれる方もいて。
立ち読みしていて、声出して笑いってしまった方もいて。
来て即座に「新刊を一冊」と巡回リストに入れてくれている方がいて。
中を読んで、既刊まであわせて手にとってくれた方がいて。


あぁくそ、夏、休みたくねぇなぁ・・・！

でも次回は、自分でも名残惜しくはありますが、休みます。
もし忙しくて新刊落ちたら「何も置くものがない」等という大変失礼な事態になることだけは避けたいのです。
一年経ったらきっと半分以上の人が忘れてしまうだろうとは思っています。
また８０部で刷るのだとは思います。今度は完売しないだろうと予想しています（今回は寸前に魔法少女騒動があり、ｐｉｘｉｖを見て足を運んでくれた方も少なくないはずなので）。

ですがオリジナルのｗｅｂ漫画を始めようと考えています。というか、始めたい。
描きたい奴らが現れました。
時間や技術的に描けるかどうかはわかりません。でも描きたいと思っている以上描くと思います。
一年後、スペースの机にマリみてとオリジナルの二冊置けたらいいな、とか、そんな妄想。
無理だって！絶対無理だって！あははははは！

とまぁそんなこんなで帰りはカートを使うこともなく鞄一つで帰ることができたという恐ろしい状況。
ダンボールがいらない程度の荷物しか残ってなかったとか、もう、今までじゃ考えられなかった。
完売って、凄い。
大量に本の入ったダンボールを積んだカートを持って階段とか辛いのよ。
カートって案外邪魔なのよ。
気分も荷物も体も軽い帰り道でした。今までのコミケで最高の気分だったと思う。


魔法少女騒動と悪魔城ジャッジメントという青春の思い出クラッシャーが続いた今年でしたが、最後の最後で最高の気分になれました。
冬コミ二日目、足を運んでくれた皆様
本当にありがとうございました。
こんな自分の本ですが、少しでも笑っていただければ幸いで御座います。

心から、感謝。

2008/12/30 (Tue.) Trackback() Comment(1) 未選択